ここをわざわざ読んでいただいている、あなたはきっと慎重で真面目な方でしょう。
 でも、残念なことに、そうでない方も増えています。

 以前は、読者も教え子だと思っていましたので、いいかげんな質問は、学生と同様に叱って、もう一度質問をし直すように返事を書いていました。
 10年ぐらい前までは、著者からそういう返事がくると、きちんとした質問をあわてて送ってくる方がほとんどでした。
 そして、その後、合格しましたという嬉しいご報告もいただき、良い関係ができていました。

 質問をやり直しなさい、とわざわざ返事を書いたということは、ちゃんと質問すれば答える気満々で待っているわけです。
 どこが分からないのか、どこまで自分で考えたのかが分からないと、適切な回答や助言ができません。
 しかし、数年前から思いは通じず、その種の質問には返事を書かなくなりました。

 ゼミ動画を作る参考にするために、大手予備校さんのWebサイトなども拝見したのですが、そこに「質問のお約束」(注1)というルールが詳細に書かれていました。

 例えば、

「明らかに初歩的作業を怠っていると思われる質問には回答できません」
とか
「『この問題を解いてくれ』タイプの質問には一切回答できません」

といったことまで、あらかじめ書いておかないといけない時代なのだな、と思った次第です。

 でも、とても気持ちのいいご質問もいただくのですよ。
 それが、このふっくゼミを作った動機です。

 質問手順や「質問のお約束」を守ったご質問に、返事を書かないことはありません。
 ただし、。4月と10月は、回答が遅れることをお許しください。

注1)リンクが切れたため過去のページです

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